使用中に勝手に電源が落ちて以降、電源ボタンを押しても全く反応しなくなったという症状のPCです。
この症状の場合マザーボード上のチップコンデンサやFET等がショートして動作不良を起こす事例が良くあります。
PCを分解し回路の抵抗値を確認してみると、やはり一部の回路がショートしてました。
チップコンデンサ交換修理の場合、壊れた部品のみを入れ替えると症状が再発する恐れがある為
関連回路のチップコンデンサを全て交換致します。
左:不良部品 中央:不良部品の関連回路に使用されていた同じ部品 右:交換用部品
上記画像のように外観からは壊れている事が判別しにくい事例が多い為
必ずテスターを使用して不良部品を特定していきます。
チップコンデンサ交換後、PCを元通り組み上げ動作チェックを行い修理完了となります。